さいきんの流星光

漫画アシスタント 流星光(ながれぼしひかる)の雑記ブログ/※このブログにはアフィリエイト広告があります

『SAVE THE CAT』を読んでストーリー作りを勉強してみた#5『シン・ゴジラ』



タイトル
シン・ゴジラ(2016)
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【ジャンル分け】 難題に直面した平凡な奴(政府?)
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※ネタバレ注意です!




【超要約ストーリー】
1、ゴジラ上陸、破壊。
2、ゴジラ再上陸、大破壊。
3、新しい作戦で勝利
4、とりあえず平和



【ログライン】
東京にゴジラが上陸したときに起こりうるリアルを
政府高官目線で描いた作品。






第一幕〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

東京湾に浮かぶトレジャーボート

海上自衛隊がリアルっぽい専門用語とともに本部と連絡を取る。

                     ★オープニング・イメージ


■緊急事態

東京湾アクアトンネルで崩落事故。
海底火山の可能性あり。
政府内では総理大臣を中心に災害対策本部が組織される。

リアルっぽい会議の様子。

                     ★テーマの提示
                      この映画は、
                      とことんまでリアルな行政の動きを
                      描く作品ですよという宣言。



■巨大生物と確認

事故の原因が、
巨大不明生物であると判明。
初めての事態にバタつく政府内。    ★セットアップ
                   ★きっかけ



■上陸

巨大不明生物・第一形態(蒲田くん)川をさかのぼり上陸。

街を破壊しながら進む巨大生物   
             ★サブプロット
              ゴジラ東日本大震災を具象化したもの。



■第二形態

巨大不明生物、二足歩行に進化する。

その後、第三形態にまで進化。


放射能汚染が判明

不明巨大生物が放射能を帯びていると判明 ★悩みのとき
                     初めての事態に
                     混乱する日本政府。


■不明生物いったん帰る

不明巨大生物、いったん海へ帰る。


■米国が口を出してくる

命名ゴジラ

巨大生物の名前を「ゴジラ」と決定。



第二幕〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇


ゴジラ第四形態が上陸

前より大きくなったゴジラが上陸。 ★第一ターニングポイント
自衛隊の攻撃も刃がたたず。


■米国の介入

米国に援助を依頼。
強力な武器でダメージを与える。  ★お楽しみ


ゴジラ大反撃

 東京じゅうを焼き尽くす。
 総理ほか政府首脳陣も全員死亡。
 対策チームのメンバーも半数死亡。    ★すべてを失って


第三幕〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇



■新たな作戦を開始

ゴジラの血液を凍結させる方法が見つかる。 ★ミッドポイント



■他国の目

日本の作戦が成功しなかった場合、
東京に核攻撃するという方針らしい。   



ヤシオリ作戦決行        ★第二ターニングポイント


ゴジラ無力化に成功。         ★勝利


第四幕〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

■日本、立ち直りに向けて     ★フィナーレ

ゴジラがまた動き始めたら、
世界は東京に核攻撃をするつもりらしい。


「スクラップ&ビルドでこの国はのし上がってきた。
 今度も立ち直れる」

「人類はもはやゴジラと共存するしかない」  ★エピローグ

希望的な終わり方。

END

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ありえない現象が起きた時の日本政府の反応を
リアリティたっぷりに描いた作品。

ラストの

「人類はもはやゴジラと共存していくしかない」

という主人公の言葉からもわかる通り
この映画では、人類と原子力の関係を比喩的に扱っている。

最初に現れた「蒲田くん」と呼ばれるゴジラの幼生(?)が
川をのぼる姿は東日本大震災の時の津波彷彿とさせる。



簡単に書くと、
ゴジラが上陸したので全力で戦う話、
という事になってしまうんだけど
本当にそれだけのお話なんですよね。

あとは、
いかにリアリティたっぷりに描けるかがこの映画のキモだったと思う。


この映画は、ストーリー構成というような構成は無い。

ゴジラ出現! 
何とかしろー! 
何とかなった! 
よかった!

これが流れのすべてと言っていい。


だがその中には、さまざまな人間ドラマや
規則や法律の下で動く難しさがあるし
日本が危機に直面した時の対応の遅さなどが描かれている。

自然災害にみまわれた時の首都東京の姿をリアルに描いてみようという
サブプロットが隠されていると思います。

よりリアルにするために、
ハリウッドのお手本みたいにストーリーを構成をすることなく、
ドーンと一直線に作ったのではないかなと、僕は感じました。


※ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!


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長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました! <(_ _)>

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