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午後9時に電話をもらって、
「残り8ページ、どのくらいで終わるか」
という編集者の問いに
「11時までには、確実に終わっている」
と答えた。
その結果、編プロ経由ではなく、
版元へ直接バイク便で、原稿を運ぶという事になる。
時間が過ぎるたび、11時になんて、とうてい終わらない事に気づき始める。
何だ?こりゃ!
終わるはずない量じゃないか。
どうして「11時に終わる」なんてバカな事を言ってしまったのか…。
俺は、バカだ。
11時。
バイク便の人がやってくる。
トーン、ほとんどゼロの状態。
もう泣きたいよ。
俺は、時間が分からない。
まったく見当がつけられない人間なのだ。
もう、どうしようもなく、バイク便にそのまま渡す。
1時間後、編集部から電話。
「あのままでは、出版できないので、もう一度、仕上げをやり直して欲しい」
とのこと。
当たり前だな。
…ちゅうか、それでも間に合うのか。
それなら、仕上げの段階で、もうちょっと待って欲しかった。
ベタ塗り、超時短モードでテキトーにやっちゃった後ですよ…。
明日の午前中に上げるということで、話は決まる。
僕の、まっ白な原稿は、またバイク便で我が家に届けられる予定。
ううむ…金使わせちゃったなぁ…。
この出版社は、もう二度と仕事はくれないな。
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